逸脱せよ!


by amnesiac7
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2006年 12月 25日 ( 1 )

チュートリアルの圧勝劇で幕を閉じた今年のM-1
徳井の洗練、福田の成長もさることながら、年々落ちてきている決勝進出者たちの質は
どないかならんものか?
第1回で中川家、第2回でますだおかだが優勝して以来、どうにも「正統派」という
(計算し尽くされたカオスとしての)笑いとは、本来、かけ離れた評価基準が幅を利かし、結果、
「ダレにでもわかる(脳をまったく刺激されない)」しょうもない漫才師がのさばるようになってしまった
チュートルアルに関しては、ほぼ文句なしだが、ほかの連中の不甲斐のなさは、今後の大会にも
暗雲をもたらす結果となったのではないだろうか

< 各組評 >
1位 チュートリアル 664点
元々、徳井は光る部分を持っていたが、福田の成長でようやくバランスが摂れた
アジアンが化けたのと同じ構造 うるさいだけだった福田のツッコミから、やっとカドがとれて安定
土台の安定のおかげで、徳井が前々からやりたかった暴走が可能になったのだろう
(いままではポテンシャルを殺すかのごとく、徳井ひとりで調整しているようだったから)
徳井はお笑いIQが極めて高く、ピンの仕事も多く見せてもらいたいものだが、
コンビ仲はざんねんながら深くかたいようだ(w)
こうなったら福田もアル中キャラ(!)に磨きをかけて・・・アカン、諸刃の剣やないかw

2位 フットボールアワー 640点
過去のネタの適当なリメイク 技術だけで笑わせたが、2本目は低次元すぎた 

3位 麒麟 627点
初出場時のキレは失われたが、あいだにあったスランプも完全に克服
ただ、ネタの内容が幼稚すぎるため、これ以上の点数は今後もきびしい

4位 笑い飯 626点
以前、このネタを見たときも、あまりウケていなかったのに、なぜにそのまま持ってきたのか?
最近では完全に頭打ちの状態 再点火はあるのか?

5位 トータルテンボス 613点
あいかわらず大村の「間(ま)」がわるい 時間にすればコンマ1~2秒のズレなのだろうが、
漫才師としては致命的なリズム感のなさだ もうすこし「演技」することに意識を割く必要がある
 
6位 ライセンス 609点
ライセンスのいままでに見たネタのなかでは、今回がベスト
しかし、あの構造は半ば反則の感もいなめない 
が、ライセンスにしてはがんばった 初めて笑った(クスリw)

7位 ザ・プラン9 597点
ギブソンを中央に据える方法は、すでに限界にきている
もっと灘儀を中心にカオスな漫才をやるべきだ 普通すぎて、ビギナー向き

8位 変ホ長調 576点
風刺としての漫才 ただしい意味での王道漫才を展開するも、ひどい点数を付けられた
コネ、コネ、コネのしがらみ社会にメスを入れたが、敵は審査員たちの中にも多数いた
そのなかでもひときわ輝いたのが松本の75点 これが意味するものは?(なさけなw)
リズムとしては単調 あの間(ま)だけでは2分ちょいが限界 
いっそのこと、回転数をどんどん落として、途中で1回、止まりかけまでいけばおもしろかったか
(コネ、コネ、しがらみだらけのプロのなかだと、素人丸出しが逆に光ったね)

9位 POISON GIRL BAND 570点
なぜ決勝に上がれたのだろうか? 東京の予選はグダグダだったのだろうか?
幼稚以下の展開 おかしな視点なら、おかしな視点で、もっと芯を太くするべきだ
まだまだ力量不足の感がいなめない 特にボケの方


変ホ長調が出場していなかったら風刺ゼロ、味気ない決勝になっていたな、ああ・・・
なんにしてもお笑いブームは過剰すぎる かなり広範にわたって、みんなに仕事があるせいで、
インプットがまるで出来ず、なにもない袋からアウトプットしているような芸人が多すぎる
そろそろお笑い業界自体が「枯渇」に近い状態になってきている 心配だ
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by AMNESIac7 | 2006-12-25 09:00 | お笑いなぞ