逸脱せよ!


by amnesiac7
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2006年 06月 13日 ( 2 )

初戦から一夜明け、多少は冷静さを取り戻したので、きのうの試合をもういちど振り返り、
あの「不可解な采配」に陥った原因を検証してみたいと思う

前半26分、日本代表はナカムラの誤審ゴール(のちに審判が認めている)から、ラッキーにも先制
けっきょく前半は、このままのスコアで終えることができ、ハーフタイムに

フース・ヒディンクの采配は、わるい表現でいえば、「バカのひとつ覚え」だ
リードされて状況が思わしくないと判断したら、どんどんとバックを減らして前の選手を投入していく
チーム・バランスは一気に超攻撃型へとシフトされ、真ん中を省略して、ポストに当ててパワープレイ
これは4年前に韓国代表を率いたときにも、まったくおなじ戦法をとり、見事逆転をもぎとってきた戦法だが、
実のところ、この戦法はもちろん「穴だらけ」のいわば捨て身の作戦である
にも関わらず、こういった戦術をとられたとき、相手チームの監督は、ことごとくヒディンクの仕掛ける
陥穽(かんせい)に引っかかり、後手後手の采配をふるってしまう
いったい、それはなにが原因なのだろうか?

ヒディンクが、うしろを削って攻撃を強化してきた場合、もっとも有効な手は、こちらも前線を増やすことだ
「超攻撃的シフトで攻撃が強化されてしまった」というネガティヴな発想で対応するのではなく、
「無謀にも後ろを減らしてきたのだから、圧力をかけて土台を崩壊させてやろう」くらいのポジティヴな
捉え方をするのが正解のはずだ なぜならヒディンクが前線を増やすのは、彼らの劣勢を意味し、
自分たちが試合をリードしているという状況であるはずなのだから、本来の主導権はこちら側にあるのだからだ
相手は、バックを削ってどんどんと放り込んでくる 日本代表の中盤と戦うことを恐れて、中盤を省略した戦いで挑んできてるのだから、こちらはバックや前線を減らすのではなく、中盤を減らして、攻守のバランスをとればよかったはずだ
「オマエらが守備を無視して1点を奪りに来るのなら、オレたちはそのあいだに2点奪るよ」と脅しをかければ、
「リードしている」という絶対的事実と心理的優位は動かずに、日本代表のもののままだったはずだ
しかし、ジーコは無謀にも「前線を減らし、中盤を増やす」という、ヒディンク戦法と最悪の相性を持つ戦術に
出てしまった 「2点目を奪い、勝利を確定づける」という勝者の戦術ではなく、まるで劣勢に立たされて、追い込まれてしまった子犬のパニックのような采配に、だ

サッカーにおいて得点はやはり「水モノ」である
どんなに攻めても奪えないときもあれば、ずっと劣勢だったなか、不意にラッキーからの得点があったり、
かならず奪えたり、失ったりするようなものではない
そのため、未来の「さらに獲れそうな1点」よりも、「いま持っている1点」を守ろうと大方の人間はしてしまう
とくにワールドカップのような特別な大会ならその指向性も強くなるだろうし、ましてや攻撃に自信のないチームなら、なおのことだろう
みんなわかっていながら、ヒディンクのでたらめな戦法にハマってしまう原因はここにあるのだろう
この心理が相手チームに蔓延している限り、ヒディンク側は精度の高い相手カウンターをあまり考慮する必要がなくなり、やりたい放題が可能となってしまうのだ
相手は攻めてこず、こちらからは一方的に殴りつけれる こうなってしまえば、ヒディンク戦法は完成し、
あとは奇跡でもなんでもない、「必然の逆転」を待つのみである

そういったものを4年前、ボクらはみんなまざまざと日韓W杯でちゃんと確認していた
サッカー協会の連中だって、もちろん見ていただろうし、グループリーグでオーストラリア代表と戦うことが決定した段階で、ちゃんとすべてのケースは検証しなおされているものだと思っていた
しかし結果は、4年前の敗戦国監督と同じ、いやそれ以上の醜態をさらすハメとなった
これは完全にジーコだけの責任ではない スタッフ、協会を含めた彼をちゃんとバックアップしなければいけなかった連中の怠慢に由来するものである
ジーコが無策なのは前々からわかっていたことで、それをわかっていながら、ちゃんと対応策のレポートを彼に与えなかったスタッフの無策とおりこした無能、怠慢からのきのうの敗戦だった、とボクは思っている

一夜明けて、冷静になったつもりでいたが、きのう以上に怒りで冷静さがなくなっているあむ太郎でしたw

オーストラリア代表は、スタートから本職のディフェンダーは2枚だけ
後半16分からはたったの1枚の状態でまんまと日本代表の攻撃を抑えきった
相手のディフェンスが優れていたのではなく、日本の攻撃の終わり具合を証明する結果 ぐったり・・・
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by AMNESIac7 | 2006-06-13 18:59 | 06ワールドカップ
勝利への執念 あくなきまでの攻撃スタイル
ヒディンクお得意のめちゃくちゃな攻撃シフトに、われらが日本代表も飲み込まれてしまった・・・

両チームともに中盤をすっ飛ばしたような試合展開
右サイドからの中村のクロスに飛び込んだヤナギとタカハラが、うまい具合にシュウォルツァーの
支点をズラし、ラッキー・ゴールでじゃぽんが先制
その後、オーストラリア、日本代表ともに雑なサッカーを展開し、このまま勝てるかも、と思ったが、
そんなにワールドカップ、ヒディンクはあまくなかった・・・

後半に入り、どんどん守備の選手を減らしていくヒディンク豪州
最終的には、本職のディフェンダーはたったのひとりという変態的フォーメーションでスクランブル
後半39分には、ついに失点し、パニックになった日本代表は、大波に飲まれるがごとく、一気に3失点・・・
とくに最後の1点は余分で、グループリーグ突破にもあとあと響いてきそうな失点だった

失点するまでの川口は、ほとんど神がかっていた しかし、人間には限界があり、ついに失点
2点目、3点目は川口の責任ではないだろう

すべてが結果で語られる監督の采配だが、両監督にとってここまで明暗のはっきりした結果もないだろう
ヒディンクは投入した選手で3得点と大当たりに対して、ジーコは小野の投入後に2失点
最後には大黒を入れるために下げたモニワ分、ディフェンスが足りずにアロイジにやられた

実力でもぎ取ったゴールはゼロ たのみの綱のナカムラも精彩を欠いていた (アレックスにいたっては・・・)
なにかがおかしい なにがが足りない いったいどうなってしまうのか・・・

連日の睡眠不足で、ずっとボーとした視聴になってしまったが、選手たちもどうもボクと同じテンションの
ように見えた 緊張から体調くずしたりしている選手もいるんかな、やっぱ
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by AMNESIac7 | 2006-06-13 00:24 | 06ワールドカップ