逸脱せよ!


by amnesiac7
カレンダー

2005年 05月 13日 ( 1 )

☆覇-LORD-☆

ビッグコミックに連載されている『覇-LORD-(池上遼一 / 武論尊)』というマンガがひどい
いま、三国志マンガの大ヒット作『蒼天航路』の連載終了を間近にして、各雑誌が後継争いの作品を連発しているそうだが、このマンガもそんな作品のなかのひとつだ
このマンガ、このブログでも何度か出てきたことのある友人(車でひとはねたひとw)が強く薦めてきたので、1・2巻を購入してみたのだが、ひどい、というかひどく幼稚なのである
倭国(日本)を統一した卑弥呼のステディ・リョウ宇が、今度は蒼天の国・中国大陸で覇を唱えようと遠征しにいくというマンガ
ここまでは、ふつうのフィクションマンガとしても問題はさほどないのだが、このリョウ宇くん、なんと劉備の首を刎ね、そっくりそのまま劉備の位置に収まるというトンデモ漫画なのであるw
単なる悪漢・劉備の首を刎ね、ただのヘタレの張飛と関羽を従え、スケールの小さい曹操や趙雲が出てきて・・・
なぜ三国志の英雄たちが、こんなにも小さく見えるのかというと、この主人公のリョウ宇くん、ダレよりも武が立ち、ダレよりも智謀に優れているという幼児メンタリティのマンガに出てくる例の主人公だからであるせいでもある
みんなコイツの力量にただただ驚くだけの烏合の衆と化していて、むかしからの三国志ファンが読んでたのしいというシロモノでは決してないということである
それにこの作品の設定、今度なにかあったとき、また中国から問題とする声が怒号のように押し寄せること受けあいで、なんともはや・・・でもある
ひょっとしたら現在連載中のほうでは、多少変化しておもしろくなっているのかもしれないが(推薦した友人を立ててのセリフw)、やはり物語に対する作者のいちばんのエッセンスが詰まっているはずの出だしがこれでは・・・
というか、こんなマンガ読むくらいなら、原作者が死んで途中から中だるみしてしまった感のある『蒼天航路』のほうが、やはりはるかにおもしろいだろう
もちろん、こんなマンガ、2度と続きなんか買わんw   評価:30点(池上のいつもの絵分だけ)

それにしても、武論尊て痛いマンガ原作家だなぁ
『北斗の拳』もあまりスキじゃなかったけど、以前に週間少年サンデーで連載していたライジングなんとかもヒドかったし、なんか日本わっしょい運動家といったカンジがひどく臭う
メンタリティ的にも、なにか北方謙三と同質のにほひが漂ってくるような気がするのだが、そういや北方も三国志書いてたね ひょっとして北方の書く三国志もこんなんだったりするのか?w(マジメな三国志だったらすまんが)

ボクには『※成吉思汗ハ源義経也(小谷全一郎著?)』というむかしのトンデモ本を思い出させたマンガですた
(※この本は極めて政治的な意味合いが強い 大陸進出への予告編的意味合いとかね)
[PR]
by AMNESIac7 | 2005-05-13 08:51 | まんが王