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逸脱せよ!


by amnesiac7
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ひとはなぜ自殺するのか?

☆07年度自殺白書を決定☆

境遇的に切羽詰った状況にまで追い込まれたものを除くと、だいたいの自殺の動機は、
「かくあるべき(だと自身で思い込んでいる)自分」と「現実の自分」との差異によるものが多いだろう
理想が高ければ高いほど、"落ちぶれた"自分に嫌気が生まれ、ひとによっては、である
健康上のものにせよ、社会的なものにせよ、"自分に相応しくない現状"とやらに人々は頭を悩ませる
(先天的な要素を除くと、ほとんどの場合、実際には相応の自分であるにも関わらず)

先進国では長らくトップに居座り続け、世界でも屈指の自殺率を誇るこの国
それはきっと、それだけこの国がやはり「理想的な国」であったということなのだろうか?
そして、その理想が国家レヴェルで崩壊し始め、このありさまということなのだろうか?

絶望は未熟の内にある
だが、しがみついてでも生きようと思えるだけの魅力も、この国の未来には感じ取ることができない
負のスパイラル、積み重なるストレスから連鎖的に生まれた思考停止、そして必然的停滞
大きな変革が必要であるのはわかっているのに、停止した思考群は、そのことを深く考えたがらない

自殺を実行に移すひとたちは、生きて死んでいるよりも、死んで生きることを選択するような人たちなのか?

ボクでも自殺について考えることはある
だけど、ボクはいまのところ絶対に自殺はできない
ボクが生きたという証拠を、未だに何ひとつ遺していないのに、死ねるわけがない
ただ、漠然と生きるだけなら、死んでいたのと同義じゃないか
ボクの理想は、死ぬことによって生みだすことができないのだから、自殺は絶対にないのである
by AMNESIac7 | 2008-10-31 20:58 | 雑記・雑感