逸脱せよ!


by amnesiac7
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中田英寿、最期まで埋まらなかった周囲とのギャップ&新たな世界への旅立ち

報道ステーション等で引退宣言を読んで

「人生とは旅であり、旅とは人生である」というタイトルからはじまる文章を読んだ率直な感想
文章全体、決断にいたった考え方などは、おそらく以前に読んで感銘を受けた書からの影響が非常に強いのではないかと思われる あくまでも完全な推測の話だが、こういった孤立感と美学は、ある一定の水準に達している人間に多く見られる傾向だからだ 彼は読書家としても鳴る男なので、そういった感情を補強し、表現にいたれる先例を目にし、それを自分も執行しようか、と計画していたのではあるまいか そんな印象を強く受けた
(角度・内容はまるでちがうが、なぜかカート・コヴァーンの遺書を思い出した どこか相似形の色がする)


代表メンバーに伝えたかったメッセージ、伝えられなかったメッセージとは、おそらくナカタが
最初はふてぶてしく、「古いモノ」とも考えていたかもしれない旧世代から受け継いだ「戦う魂」、「プロ意識」
だったのではあるまいか
カズ、ゴン、ラモス、柱谷、井原・・・彼らが持っていたプロフェッショナル、代表としての「プライド」
近年、技術的には飛躍的進歩を見せている日本のサッカーだが、この部分に関しては、反比例して減退してきているようにすら思えてならない
技術の進歩からくる「オレたちそこそこやれんじゃん」という増長は、ドロくさくても「なにがなんでも!」という
戦う気持ちを劣化させ、二流の「かんちがいサッカー」を演じさせてしまっている
ラモスたちがいたときの代表と今回戦った代表とのハートの差は、そのまま王国ブラジルとの差ほどにまで
ひろがってしまったのではあるまいか
ナカタをイラつかせ、孤立させたもっとも大きな原因は、おそらくここにある
特に黄金世代と呼ばれた連中には、この傾向が顕著に見られ、なんでも「スマートにやろうよ」というぬるさが
よく目に付いた ワールド・ユース準優勝という成績獲得の代償だろう

これらのよどんだ弊風は、おそらくオシムによって粉々に吹き飛ばされるだろう
スピリットのない選手は呼ばれなくなる 今後の召集メンバーがたのしみだ
(いっそのこと最初は、ジェフをメインに固めてもよいと思うぞ)

さて、これまで日本代表、日本サッカーの発展にも大きく貢献してくれた中田くん 今後いったいどんな道に
すすむのでしょうか?
サッカーを媒体に世界中に仲間を得、交友を拡げた中田のことだから、どの分野にチャレンジしても、
サポートしてくれる知己はいるだろう
以前から経営にも興味があり、「ニューヨークにビルを買った」みたいなことも言っていたような記憶があるので、当面はアメリカにでも舞台を移すのかな?
ファッション・ブランドの設立なんかは、ほかの一流選手もよくやっていることだが、中田には社会貢献の面でも期待していたりします(勝手に期待するのもアレだが^^;)
ひょっとしたら投資関係にもいくか?(むかし、税理士をめざしていたとも聴くしね)
今後の動向は非常に関心があるが、「ワールド・ワイド」という意味では、これからの方がよりワイドになっていくのではないだろうか?
「ダメな仲間よりも、有能な敵」 今後の世界のほうがよりやり甲斐があるかもしれない
もちろん「有能な仲間」も多く現れるだろうし、今後の彼の幸運をみんなで祈るといたしましょうや
これまでお世話になったんだから、応援くらいはこれからも続けなきゃ失礼ってもんでしょ
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by AMNESIac7 | 2006-07-04 00:01 | サッカー