偏見のもと、正鵠を射る
2006年 01月 13日
「大阪は醜い」誤解やで! 府がイメージアップ作戦「米国の大手検索サイト」とやらが、いったいどんなサイトなのかは知らないけど、「誤解」と断言する
「醜い街」「ヤクザの中心地」-。大阪府は海外のインターネットサイトや観光ガイドブックに大阪に対する誤解や偏見に基づく記述が目立つとして“イメージアップ作戦”に乗り出す。府などは「観光客や企業が逃げ出しかねない」と危機感を募らせ、情報発信を強化する方針だ。
「米国の大手検索サイトに、ひどいことが書かれている」。府や関西経済連合会などが大阪ブランドの向上を目指して設立した「大阪ブランドコミッティ」の担当者は昨年5月、民間企業の社員から指摘を受けた。
同サイトの観光ガイドに「醜いのに愛されることを切望する街」「大阪の都市景観を避けたければ、歌劇がある(兵庫県の)宝塚へ」などと紹介されていることに驚いた担当者は、22カ国の旅行案内書やウェブサイトをチェックした。 (共同通信)
わが街・大阪の感覚にも、ボクは違和感を覚えてしまう
コピー販売、違法団体との癒着は、官民一体 先日も、大阪市職員たちによる長きにわたる慣例的裏金作りや不正の数々が発覚したところで、今回の「誤解」ということばも、なにがいったい誤解なのか、はっきりと説明していただきたいところだ
「醜いのに愛されることを切望する街」というのも、言い得て妙
実際に住んでいるボクが痛感していたことなのだから、否定しうるものでもあるまい
すくなくとも市内の「下町」と呼ばれているところは、その名ののとおり「下」町と呼ぶに相応しいところがほとんどである
アメリカのサイトでの書き込み者も、実際に大阪に来てイヤな目にあったのかもしれない
1箇所を見て、すべてがそうだと決め付けるのは「偏見」にほかならぬが、数多くのポイントを見てきたボクでも、おおむねこの感想と大差のあるところではない
偏見のもと、正鵠を射てしまった書き込みだ、とボクは評価する
大阪は、「なにが誤解なのか」しっかりと説明&証明する必要があるだろう
もちろん、ほんのすこしでもそういった義務を果たそうとする職員なんて、ひとりも存在しないだろうとも思うが(個人レヴェルになれば、みな、まともな土地だとは間違っても思ってはいまいだろうから)
by AMNESIac7
| 2006-01-13 19:59
| ゴシップ・世俗系