逸脱せよ!


by amnesiac7
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ゴッホ展④

b0006096_21151452.jpgそして、いくつかの模写を見ていてようやく気づいたゴッホの作風、というかクセをひとつ発見
それはゴッホが対象となる人物の頭部を大きめに、身体をひし形に崩してよく描いているということ
『種まくひと』の模写でも、やはりその特徴は顕著で、意外と写実的なものも好みなおらのお口に、ゴッホがあまりあわなかった理由のひとつなのだと気づいた
そして、最もなかなかフィットしなかった理由も判明
それは、ゴッホとボクとの空間を魅せる感覚のちがい、でした
ボクがもしこの絵(『悲しむ老人』)を描いたとしたら、老人の頭の上にはもっと大きなスペースを絵にもたせたであろう、ということ この絵は(実物はもっとグリーンに青白く、良い雰囲気が出ている)、よく老人の悲しみを的確に描写しているようにも思えるが、と同時に構図の塩梅から、やけに縦に狭苦しい感じが出ていて、一級品に成りきれなかった、と感じる惜しい絵に仕上がっている(と、完全にド素人の男がほざいてみるw)
これはあくまでもボクの感性での話になるわけだが、ゴッホの生活状態の関係上、のびのびと空間を使うということができなかったためではないか(かつかつの状態だったため、カンヴァスいっぱいに絵を描かなければ損、と思って背景が・・・とね)、と勝手に想像してしまったわけでもある
しかし、その絵、画力はやはり目を見張るものもあり、なかなかの緊張感がそこにはあった、というのも事実である(思いっきり満喫しとるやないか、オレw)
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by AMNESIac7 | 2005-06-09 21:38 | 或る画家、この一枚