逸脱せよ!


by amnesiac7
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ドイツに舞い降りたスーパー!

普段見ることのない選手の発見。W杯の醍醐味のひとつだ。
欧州サッカーのダイジェスト放送が、さかんになって以降、ボクらはどうしても知った気になってしまう。
だけどサッカーは、ダイジェストで流されるゴール・シーンだけが全てではない。
1試合を通してのパフォーマンス。インテリジェンスや運動量が実態の評価のカギなのである。

正直、昨日のエジルとミュラーのパフォーマンスには、未だに興奮が抑えられないでいる。
21歳と20歳のこの新鋭たちは、なぜふたりも同時にドイツに現れたのか?

特にエジルに関しては、最新鋭のOSを積んだサッカー・コンピュータを思わせる高性能ぶり。
まったくミスをしない。くせに危険なプレイも連発する。とんでもない精神力と技術だ。
(4点目となるミュラーへのアシストの一連の流れ。あれは何だったのか?)
サッカーをチームとして考えた場合、攻撃を起動させる能力はメッシよりも上なのではないだろうか。
なんかほんとうに見ていて、わけがわからなかった。彼だけ完全な俯瞰でプレイしていた。
TVゲームでも、あれほど完璧なプレイはできないよ。マジで。

ミュラーも素晴らしいのひとこと。
タイプ的には、あそこまでクレバーな選手には見えないのだが、同世代に現れたエジルの好影響をモロに受けて育っているといったカンジか。
イングランドがプレッシャーをかけにいっても、やはり彼もまったく動揺せずに、さばく。
すでにシュバインスタイガーの絶好調最新鋭版といった機能を有しているようだ。

ふたりの特性はラン精度とパス、コースの選定にある。選択もまず間違いがない。
そしてピッチを俯瞰する能力。エジルに至っては、時間まで見えている気配がある。
とんでもないレベルのプレイヤーたちだ。ダイジェストではなく、1試合を通して、ダイジェストのような完璧ぶりを披露した。精緻な芸術、舞台を魅せられた気分になった。

昨日の試合を見るまでは「チリ代表サイコー!」となっていたのに、アイツらはふたりだけでも崩しが可能だ。しかも、個人技による突破ではなく、ランとパスでそこを切り開く。
これこそが最もモダンなサッカーである。とはいえ、異次元だよ、コイツら!もう脱帽である。
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by AMNESIac7 | 2010-06-28 08:16 | サッカー