逸脱せよ!


by amnesiac7
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井上康生、敗れる・・・

b0006096_12124114.jpg< 予期できる出来事だった 井上康生の敗戦 >
男子100キロ級で、五輪2連覇を狙った井上康生が、4回戦で敗れた。
「今回の五輪で最もメダルに近い男」とまで呼ばれていた井上康生が・・・。

しかし、こうなるかもしれない予兆はあった。
直前に行われた五輪選手団の結成式での代表挨拶で、彼はセリフが飛んで、数分、言葉を失うというハプニングがあった。
今年、トレーニングの見学に訪れた父が、「大学生と同じ量のハードトレーニング」を見て、「年齢に合った練習量」をすすめたという話もある。(このときの井上は、点滴を打ちながら、痺れる右手を押さえ、満身創痍で練習していた)

「獲って当たり前」という風潮をマスコミが流す中、新聞紙面でも自身によるコラムで金を誓ったり、とんでもない重圧が彼にのしかかっていたのだろう・・・。
責任感のある男ゆえの敗戦。
自分を苛め抜くことによって、すこしでもプレッシャーから逃れようとしたことが祟った。

敗者復活戦にも敗れた井上だが、井上に勝ったふたりは、共に次の試合で消えている。
井上を破った時点で、精神的高揚のピークに達してしまったのかもしれない。
井上康生は、けっして衰えてはいない。
この敗戦は、今後の彼の人生の大きな糧となるだろう。
(人間的に)成長できる男だと、ボクは思っている。

※現在、26歳の井上。次の五輪には年齢的に厳しいかもしれない。しかし、彼にはまだまだ未来が無限に広がっている。
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by amnesiac7 | 2004-08-20 12:31 | その他のスポーツ