逸脱せよ!


by amnesiac7
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カテゴリ:氷室冴子( 16 )

なんといえばいいのだろうか?
ボクは、リアルタイムではなかったけど、5年前にあるネット仲間の女の子からの紹介で氷室作品に初めて触れ、ハマり、読み漁り・・・
調べれば、90年代半ば以降、新作の発表はなく、しかし、マンガ賞などでは審査員として、その姿が確認されていたり、なんやかやで元気にやっているものだとばかり思っていたのだが・・・

肺ガン_ヘビー・スモーカーであるという記述は幾度か見かけたことがあったが、それにしても早すぎる
51歳 この時代では、まだまだ壮年ともいえる年齢
のこした作品の量は、けっして少なくはないが、また復帰して未完の作品を仕上げて・・・

ご冥福を祈る・・・なんて言葉はいえない いや、出てこない
勝手にこころの整理をつけて、さっさと過去のひとに、なんてこと、する気にはなれない
寂寞とした、なんともいえない感覚
氷室さんにとって、氷室さんのここ10年余りは、いったいどんな期間だったのだろうか?
エッセイなどから伺い知れた、その性格の断片と勝手に想像してしまう「空白」の期間
なにかむごいというか、なんというか・・・ことばにするにはむずかしい

作家の氷室冴子さん死去…少女小説で一世を風靡
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by AMNESIac7 | 2008-06-06 20:12 | 氷室冴子

海がきこえる

めずらしく所有している、数少ないDVDソフト『海がきこえる』を見なおした
氷室冴子原作の小説から、スタジオジブリの「若手製作者集団」が作った70分少々のアニメ
_といっても本編ではなく、当時の製作者たちによる同窓会(座談会)の模様を40分ほどタラタラと

よろしかった
彼らが作品に対して、非常に真摯な姿勢で取り組んでいたことがうかがえる、好特典映像だった
「あの作品がジブリものでは、いちばん好き」というひとが少なからず存在するのもうなずける

それにしても、やっぱアレは脚本がよかった作品なんだと思うな
以前、原作も読んで交互に見たんだけど、切り取った部分と付け足した部分が絶妙だった
よくぞ、あの作品をあのサイズにおさめ、なおかつ殺さずに生かしたものだ 賞賛に値する

ドラマ版の脚本(岡田惠和)は、はっきりいってクソでした
自称「氷室作品ファン」だったそうらしいけど、まったく別モノの陳腐な物語に改竄
2もできれば、アニメでやってほしかったものです(回収がとてもむずかしいそうですが)
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by AMNESIac7 | 2006-09-02 21:35 | 氷室冴子

舞台☆ざ・ちぇんじ☆

氷室冴子原作の新釈とりかえばや物語『ざ・ちぇんじ』が、劇団スター・オブ・ドリームズという関西のミュージカル劇団によって、9月の17・18日に舞台公演されることが、おとといわかった
(_というのも劇団の主宰さんから直接宣伝メッセがこのブログにあったので^^v)
なんでもこの劇団、立ち上げ15周年の記念講演にこの物語をチョイスしたとか
c(.д.c⌒っなんてエライんだぁ~っ♪
(ちなみにこの物語、どうやら過去にも別の劇団によって舞台化されている模様)

ところで現在の氷室さんですが、どうやらなにやら活動しているそうですよ
この劇団の主宰の方に質問してみたところ_
ちなみに原作者氷室先生とは直接はお話はしていないのです。編集者の担当の方を通して連絡していただいたので・・・。でも活動的に動いていらっしゃるようですよ。なかなかつかまらない感じでした。初演の時には直筆のお手紙を頂いたのが印象に残っています。今回も気に止めていて下さっているといいなぁ。(月光の森 天使のキャロルより)
_とのこと なにしてんでしょうね、いったい^^; (やはり別ネームで・・・かな?)
なにはともあれ、大阪での公演のようなので、都合つけば行ってみてもおもしろいかも
ミュージカルってさっぱり見たことないけど、また直前になったら考えるべか(ほんとか?w)
|∇')ノとりあえず関西在住の(関西じゃなくてもいいが)氷室ファンの方は要チェックです!

場所:森之宮プラネットホール
2005年9月17日(土)  19:30開演
2005年9月18日(日)  13:30開演   17:30開演 (※開場は開演の30分前)
料金:前売1,500円  当日1,800円



Σ@@;げっ!いつのまに転球劇場、休団してたの?!
で、関西の劇団というので思い出したんだけど、福田転球率いる「転球劇場ていまどうなってるんだろ」と検索してみたところ、いつのまにか休団状態に突入してました^^;
福田転球といえば、いまや遠い記憶の思ひ出となった『パンチ・デ・ニーロ』という番組でレギュラー張ってたひとなわけだけど、どうにも最近、外部出演が目立つなと思っていたらこういうことだったのね^^;
『パンチ・デ・ニーロ』は、関西で深夜にやっていたアドリブ系演劇番組で、最初はかなりおもしろかったのに、なんか後半はたるんでいって、萎んで消えた伝説の番組
毎回、けっこう個性派の俳優陣がゲストで来たりして、また再開してもおもしろいかもしれない番組だったりする 今度は南河内万歳一座の内藤裕敬をメインにしてもおもしろいかも(このひとの声、ラヂオでしか聴いたことないけどねw)

『ガイドブック』_安部公房スタジオ
で、なぜかアドリブ系演劇から思い出したのが、安部公房スタジオの『ガイドブック』のこと
キーン 『ガイドブック』という戯曲ですけれども、もちろん、安部さんははじめから、ああいうような戯曲にしたいという意識があったのでしょうが、なにか安部さんにとって意外な発展がありましたか。
安部 最初から、なるべく、自分の考えを固めないように、ボンヤリさせておきましたから、さほど意外な発展というものはないんです。つまり普通だったら役をきめますね。その後で、たとえばこの俳優を役にどう近づけるかとか、いろいろ考えるわけですが、あの場合は反対で、その俳優の中にあるいろんな要素や、可能性や、魅力や、そういうものがどうシチュエイションを展開するかという形で本をつくりました。たぶん、ああいう脚本のつくり方は、ずっと昔はあったと思うのですけれど、いまはないでしょうね。シェークスピアなんかは、かなりそういう要素がありますよ。チェーホフにもありますね。
(安部公房、ドナルド・キーン共著『反劇的人間』より)
この舞台には、田中邦衛なんかも出ていて、かなりスゴイ演技を見せているそうです
写真を見てもスゴイ迫力があり(今度あぷるか?)、いちどVTRかなにかで見てみたいものです

※安部公房スタジオの一期生には、俳優座を退団した田中邦衛、井川比佐志、山口果林、
俳優座に在籍のまま仲代達矢などがいる
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by AMNESIac7 | 2005-04-26 13:25 | 氷室冴子
『海がきこえる』や『なんて素敵にジャパネスク』でおなじみの氷室冴子さんが原作を担当した
長編舞台マンガ(単行本全⑮巻 / ワイド版・文庫版全⑦巻)

帰国子女の仁科祐紀が、勘違いから宮苑(モチーフは宝塚)歌劇に入学し、どんどんと一流の舞台女優へとステップアップしていく、スペクタクル・ストーリー
ド素人入団の祐紀が、新鋭演出家の高師によって磨かれ、どんどんと成長していく物語だが、
高師のそのストイックさ加減から、さまざまな誤解なんかも生まれ・・・
急出世していく祐紀に、初めて出会う者たちは一様に冷たくあたるが、そこは実力の世界
ちゃんと実力をしめせば、男の世界よりもサバサバと打ち解け、そのストーリー展開にいっさいの不快感を与えず、爽快にドンドンと読みすすめれます
しかも、ムリのなく読者を納得させるだけの内容なだけに、かなりのオススメですよ、これ!
エンディングもグッドなものなので、まだ未読の氷室ファンのみなさまは是非!

評価:★★★★★(90点)
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by AMNESIac7 | 2005-04-11 13:55 | 氷室冴子

螺旋階段をのぼって

きょう、幻の『螺旋階段をのぼって』をげっつしますたよ(≧∇≦)ъ !
日曜恒例のお散歩、あいにくの曇り空も強行してよかっただす!
よもや3冊まとめて手に入れれるとは・・・かなりテンションあがったよw
これで氷室冴子原作のマンガ、あとは『アグネス白書』と『クララ白書』で揃う運びとなりますた
(ぁ、『ライジング!』もしっかりと揃ったよ^^v)
もうすぐ、恥ずかしながらも堂々と少女マンガ売り場をうろつかなくてもよくなるんだね(゚ーÅ) ホロリ
にいさん、がんばりますよw
(読後感想は、今度『ライジング!』といっしょにでもやる予定です(*- -)(*_ _)ペコリ)
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by AMNESIac7 | 2005-04-03 19:55 | 氷室冴子

ライジング!

やはり氷室冴子の才能にはおどろくほかないのだろうか
マンガ『ライジング!(画・藤田和子 / 原作・氷室冴子)』を読んでいて、つくづくそう思った
このひとはどこまでも人物描写のうまいひとだ
読むひとをグイグイとその世界に引き込んでしまうマジックをたしかに持っている
それは『ライジング!』に限らず、ほかの作品にも言えることなのだが、マンガ原作のものとしては、この作品は出色といってまちがいないだろう ほんとに読ませる
はっきりいってこの作品、画は完全に少女漫画のソレだが、読むうちに「この画でなきゃ!」と錯覚してしまうほど惹きこまれてしまうの力がある(男なら確実に手に取るのをためらうような画ですw)
はやく続きが読みたくて仕方がないが、いったいドコで売っているのだろうか・・・^^;
(今回、たまたまワイドコミック版で3~6巻をゲット どうやら全7巻らしいのだが・・・)

ところで・・・
この作品の詳細を知るためにGoogle検索をしてみたのだが・・・
『氷室冴子』というキーワードで検索した結果、なんとこの断想がイチバン上に!!Σ@@;
b0006096_20144835.jpg
ありえねぇ・・・ありえねぇ・・・マジありえねぇよw ファンのみなさん、もっと氷室記事を・・・^^;
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by AMNESIac7 | 2005-03-23 20:32 | 氷室冴子
(゚ロ゚;)な、なんじゃこりゃぁ・・・
ドコからツッコんでよいものやら・・・とりあえずキャスト&脚本家紹介を・・・・・
< キャスト&スタッフ >
杜崎拓役 / 武田真治
武藤里伽子役 / 佐藤仁美
津村知沙役 / 高岡早紀
田坂浩一役 / 袴田吉彦
松野豊役 / 林泰文
脚本 / 岡田惠和

まず完全なミスキャスト
冒頭で登場する松野にいきなり萎えた どこか年齢のわりには俯瞰を持ったカンジのあるクールな松野が、なぜか普通のへらへらぼっちゃんにw
拓の実家でのオカンとの会話、ただの田吾作だった・・・(高知の実家もぜんぜん雰囲気がなかった)
次に拓と里伽子、はっきりいって真逆のオーラ・・・
高知っ子のはずの拓が、眉毛もキッチリ手入れしている洗練された武田真治
東京っ子のはずの里伽子が、なぜかオーディションで選ばれた、まだモサさの残る佐藤仁美・・・
高知の純朴少年・拓が、都会からきた洗練された里伽子に憧れるという設定の根底が早くも・・・
(だが高校生時代の回想シーンでの佐藤仁美は、里伽子のイメージに遠くなく、悪くなかった 問題は拓役をやった武田真治とのバランスなわけで・・・_| ̄|○)
そして袴田の田坂さん、高岡の津村知沙とくるわけだが・・・
しかし、まぁイメージはともかく、役者のみなさんは(松野をのぞき)それなりにがんばっていた
すくなくともがんばって演技はしていた
ではなにがそんなにまずかったのか・・・?

岡田惠和の脚本がドクソすぎたんだYO!!!(゚ロ゚;)
いろんなシーンをむりやり詰め込もうとしすぎて、なにひとつモノにできていなかった 
これははっきりいって致命傷レヴェルだ
田坂さんが、初めての街のガイドブックを買った(買わされた)書店のバイトのひととして出会った先輩ではなく、なぜか拓のバイト先(カラオケボックス)で出会った先輩だったり、
原作では数日に渡って断片的に起こる出来事が、ほんの1・2日に密集していたり、
原作ではなかった事件(拓と里伽子が高知で出会い、そこに津村知沙が現われ、田坂さんまで・・・んでもって、ついには4人でバーベQ w)が発生したり、ヽ( ´¬`)ノもうグダグダw
メゾン英の隣人にナゾの黒人女性(はぁ?w)、津村の不倫相手役になんの魅力の描かれていない石田純一、その嫁に鈴木保奈美、里伽子の親父の再婚相手の友人・料理研究家がなぜか母親に・・・
(ヽ( ´¬`)ノなんだかなぁ、いったい・・・お手上げ~しょんですw)
そしてなによりマズかったのは、登場人物個々の情感が、ダレも原作の10%も描けていなかったという点にあります 岡田の台本、はっきりいってヒドすぎます!
たしかに、この原作を2時間ドラマの尺におさめるのは難儀な作業だったでしょうが、アニメ版の好例もあり、岡田の上っ面だけで何も拾えていない脚本が際立つ結果となってしまっています
このドラマ、原作を見ていないひとなら、なんのことかわからない、とんでもなくペラペラな出来に仕上がっていました どうせ原作既読ありきならば、いっそのことドラマのスタート地点をもっと中盤からに持ってきてもよかったのではないでしょうか

期待していただけに無念です・・・             評価30点(ヽ( ´¬`)ノ脚本ヒドすぎ・・・)
 
※ただ原作を読んでいるひとには、別の意味でおもしろい出来に仕上がっているかもしれませんね
「ありえねぇ~w」と爆笑するところも、複数あったのも事実ですしw
一種のネタとして、やはり氷室冴子ファンは見ておくべきかもしれません・・・_| ̄|○w
(ところで岡田惠和は、このあと『ビーチボーイズ』でヒットを飛ばしてます 海きこを書いて「海の話を書きたくなった」んだとよ~w んでもって最近では『マザー&ラバー』なんてのもコイツだったり・・・^^;)

ヽ(゚~゚o)ノとりあえず、わいには海はきこえまへんでしたわ~w
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by amnesiac7 | 2005-01-03 20:00 | 氷室冴子
本日、19時30分からサンテレビジョン(UHF・兵庫)にて
海が聞こえる2 ~アイがあるから(主演:武田真治)』 が放映されます!
レンタルビデオ店では、すでに入手困難とされていた幻のTVドラマ版ですが、
なんとサンテレビが、しかもこの時期のゴールデンタイムにぶつけてきました!
これは、ボクのような後ノリ『海きこ』ファンには、ビッグなクリスマスプレゼントとなるのではないでしょうか!
さぁ!保存用ビデオテープを買いに走るのら!ダッシュ!≡≡≡ヘ(* ゚-)ノ
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by amnesiac7 | 2004-12-23 12:01 | 氷室冴子

☆氷室冴子読本☆

遂に手に入れた━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)ノД`)・゚・。━━━!!!!!
幻の特別本『氷室冴子読本』を、ブクオフでゲティンっ!!!
仕入れの帰りし、なんだか気になってブクオフに立ち寄って、ほんとによかった・゚・(ノД`;)・゚・
93年に出た本だけど、ドコにいっても見つからなかったんだよねぇ~c(.д.c⌒っわほーっ♪
文庫類は全部揃ってるから、あとは『落窪物語』でコンプリートか?!
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by amnesiac7 | 2004-11-27 13:39 | 氷室冴子

銀の海 金の大地

ようやく読み終わりました、氷室冴子さんの『銀の海 金の大地』。
とりあえず11冊を費やした「真秀(まほ)の章」も完結!
いよいよ本編となる「佐保彦の章」に突入!・・・て、ここで氷室さんの未完の大作『銀の海 金の大地』は、執筆が止まっています(そう、10年近く ^^;

しかし、11巻を読み終えて(番外編は未読でこれから)気づいたことは、
作者の中での作品に対するエネルギーが、序章である「真秀の章」で、ひとつの完結をしているように思えるということです。
そのくらい凄まじくエネルギーのほとばしる大河ドラマだった・・・(11冊をかけて描かれた世界は、わずか半年にも満たないのだがw)!
あまりにもスゴすぎて、続編を書くのに、10年もの月日が空いているということも頷けるくらいだ。

_いまさら、続編を書く必要はあるのだろうか?
これだけのドラマを魅せられて、さらに続きを求めるのもどうだろう?
もちろん続きが読めるなら、よろこんで購入するし、応援もする!
しかし、この「未完」と呼ばれる大作、「真秀の章」だけでも充分に完結しているし、読み応え満点である。「未完」というだけで避けている氷室ファンのみなさん!必読です!損はなしどころか、オツリ来るよ、マジで!w

※こんな話を書いた後なら、氷室さんの断筆状態もうなずけなくはない。
「なんて素敵にジャパネスク」や「冬のディーン 夏のナタリー」が、この連載中に同時に続編がストップしているけど、しょうがないよ。そんくらい、この作品のエネルギーはスゴイ!
こんなん書いたあとに、すぐに「ゆるい(失礼w どっちも素晴らしいけど)」のは書けませんよ、ふつう・・・。
文豪と呼ばれるひとたちには、10年の断筆くらい当たり前ののひとも多い。
氷室さんも充分に待たれるだけの資質を魅せつけたのだから、ファンはせかさずに悠久の時の中で待ち続ければ良いのさw 焦がれながら・・・それもまた幸せな夢だw

作品評価:★★★★★(傑作)
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by amnesiac7 | 2004-10-13 18:39 | 氷室冴子