逸脱せよ!


by amnesiac7
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おとな、こども、云々

おとなとは?こどもとは?国民総幼児化時代?

ボクらはこどものころ、年をとれば勝手に大人になるものだと思っていた
でも、いま現状を見渡せば、世の中のほとんどが(もちろんボクも含め)"こども(幼稚)"なままである
ボクらが、こどものころ見ていた大人たちも、ほんとうは今と同様に(内面は)幼稚だったのだろうか?

つくづく感じるのは「時代」のこと
個体差は置くとして、やはりこれがいちばん大きな要素だろう
根源的に生命というものを考えさせられた時代、勢いに乗って日本人であることに誇りを取り戻そうとした時代、数によって自由(衝動性)を独占しようとした時代、富により物質至上主義に憑りつかれた時代、そしてバブルが崩壊し、ただひたすら閉塞感の坂道を下り続ける20年弱、現在
どの時代を、自らの精神的ピークの時期に「生きた」かで、その世代の質のおおよそが決まる

ボクらが幼年時代に「おとな」だと思っていたひとたちのおおよそは去り、以降、それらの「目」を気にせずに人間社会の「表層」を眺めてきただけの世代、そしてそのこどもたち それが今現在、おとな世代として社会の中心を担っている人間たちだ
実のところをいうと、戦中派と呼ばれていた人間たちのすべてが思想的に優れているわけではない
おそらく割合でいえば、ごくわずかなはずだが、それでも少なくはない思考型の人間たちがいて、そして彼らが戦後の一瞬、この国において誇れる、ほんのわずかな思考という哲学の記録、痕跡を遺した
だが、良いヤツほど早く逝くではないが、彼らの多くがやはり早く去り、彼らの「目」を失ったことにより、社会の"たが"が外れ、この国は異常な曲線に乗る
(そのうえ、悪いヤツ=強欲者ほど長生きするよろしくな老害・耄碌ばかりがいまも健在だったりする)

ボクらがこどものころに「大人」だと感じていたひとたち 精神的成熟者たち
哲学の多くは閉塞感、不自由さのなかに生まれるものだが、ボクら世代でそれを担えるのか?
「ゆとり世代」などバカにされている、いまの若者たちの中からの方が、よほど多くの大人が現れてくる可能性は高くないか?

多くの人間は「引っ張る側」ではなく、「引っ張られる側」である
そしてリーダーに求められるのが「同世代」である
リーダー不在で流されるままに生きているだけのいまの「大人」世代
このまま行けば、上下逆転の日もそう遠くはない
われわれは等身大の己を知り、恥を知らねば、今後を生きていく必要がないところまできている


「人間」に還るための作業
動物と人間を分かつものを取り戻さなければ、われわれに人間をやる資格はない
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by AMNESIAc7 | 2008-10-07 22:25 | 雑記・雑感