逸脱せよ!


by amnesiac7
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『記者のひとりごと』とその反応に思うこと

【コラム・毎日】「ナショナリズム」の魔力:五輪の時は「がんばれニッポン」…「ガス抜き」と考えるか。警戒すべきなのか。難問だ。

『記者のひとりごと』として掲載された小さな記事に対する反応が上記リンク先のスレッド
反日、在日、売国、変態などの文字が並び、記者の論理構造(思考パターン)への探りと、それを解体する作業が放置されたまま、単なる便所のラクガキ的コメントが大半を占めてしまっている
某巨大BBSには、優れたスレッドが存在することも少なくないのに、こういったものばかりが故意にクローズアップの対象とされ、イメージを崩している感が否めない

オリンピックがナショナル・プロバガンダの祭典であるということは、否定しえない事実だ
世界的な融和の趣旨からではなく、線引きを明確化させることの方が、この祭りの特性ともいえる

(紛争中の)グルジア人選手からロシア人選手への握手なんていう光景なども見られたが、そのときのロシア人選手の苦い顔も忘れられない それはもちろん個人的な感情からではなく、「国家を背負わされている」人間として、公の場でこういった行動をしたあとのリアクションを恐れてのことだろう
国家を背負わなければ、もっと自由に戦える選手も多いはずだが、「背負う」ことに生きがいを感じている選手がいることも否定できない事実
個人の思考(志向)まで線引きを明確化してしまう大会

たとえば地域別の代表を決めて臨む
サッカーの組分けのような方式でグループ分けをし、グループ代表で戦う
選手選考のバランスなどを考えると実現がむずかしい案だけど、そういうものでも本来はかまわないはずだ、オリンピックというやつは
「そんなのでは真剣に勝負できない」 これもひとそれぞれだろう
地球をひとつの共同体として考える場合、他者とのちがいを知ることは非常に重要なことだ
しかし、それは敵として見るだけではなく、味方というアングルからも見る必要がある(第三者視点も)
アングルを複数に置くことによって、初めて対象の全体像が見えてくるという当たり前のことに
もうすこし留意してほしい
不倶戴天の大きな敵に見えていた相手の背中は、貼りボテで出来ていて、それを支えることに悲鳴を上げている人間の声に、ボクたちは恐れを抱いていただけ、なんてことはザラにあるはずだから

知らないことが恐怖を生む
知られることが線引きを行なう為政者たちの恐怖
ナショナリズムとは、国民の盲目化を推進する貴重な道具のひとつ
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by AMNESIac7 | 2008-09-03 11:08 | 雑記・雑感