逸脱せよ!


by amnesiac7
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28

ホムンクルス

b0006096_1957522.jpg一流ホテルと公園のあいだの道路に停泊する車に住む、スーツ・ホームレス(もどき)の男に、ある日、「人間オタク」の医学生が接触
医学生からの提案(報酬付き)で、男は頭蓋骨の前部に小さな穴を開けることとなる
トレパネーション(頭蓋穿孔)_人間が幼児の時分に持っていた頭蓋骨の隙間を、人為的に取り戻すことによって、脳の内圧を子供のころにふたたび近くさせ、第6感を発現させる
_この手術を受けたあと、男が見たあたらしい世界とは

着想でいうとこんなカンジ 導入部分の①巻にかなり惹かれて、続けざまに最新の⑥巻まで購入
このマンガを読んで、まず最初に思いついたのは、どんなこどもにも見た瞬間、すぐに泣かれてしまうオトナのこと 
ひょっとするとこどもたちには、漠然とではあるが、彼らのホムンクルス(=潜在的心象風景をあらわす異形の姿=ユングのいうところの「シャドウ」?)が見えてしまっているのではないか、ということ
やたとと犬に吠えられるヤツ、こどもに泣かれるヤツ、ボクのまわりにもけっこういて、いままで不可解だったんだけど、ひょっとしてこういうことなのか・・・?とw

コミック自体は、およそ2年の期間で6冊と、すこしおそめのオペースです(内容的にもまだ数日)
いまのところは一気読みだったんだけど、次からの巻を悠長に待つことを考えると・・・
まぁ、けっこうおもしろいです 完結してから集めるってのも、ひとつの手だと思います(評価:65点)

※ちなみにこのマンガの導入部で言われている、「人間の脳の90%は使われていない」という説は、現在の脳科学においてはすでにほぼ破棄されつつある説です
というのも、いままでは脳の神経細胞であるニューロンとグリア、働いているのはニューロンだけであると思われていた
グリアはニューロンのおよそ10倍あるといわれるが、最近の研究によるとグリアも実はちゃんと重要な働きをはたしている、といわれるようになった
いままではグリアは働いていないと思われていたので「脳の90%は~」などという説があったわけだ
が、これはまちがいだった、というのが近年の定説である
あと脳のなかで電気で点くのも、やることによって点く部位が違うものの、どの場所もおよそまんべんなく使われているとみてまずまちがいはない
なので、脳ポテンシャルをフルに使うつもりなのならば、並列的に同時点灯を起こせるような訓練をするのがもっとものぞましいのではないだろうか、と思う

追記_そういや高校のとき、病気かなんかの手術で頭蓋(後頭部)に穴開けてた先生がいたな
円形に開けて、また蓋(フタ)しただけだから、と皮膚の下の円骨をパコパコとつまんで鳴らしてくれたこともあったけか・・・^^; あの突発的な陽気さも、こういうのから来てたのか?w
[PR]
by AMNESIac7 | 2005-10-14 20:41 | まんが王