逸脱せよ!


by amnesiac7
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父親の罪の重さ

< 栃木・兄弟誘拐殺人事件 >
なんともやる瀬ない事件である。
塗装工小林保徳(40)の二男一斗ちゃん(4)と三男隼人ちゃん(3)が殺害された事件。
犯人となったのは、被害者父の暴走族時代の後輩である下山明宏容疑者(39)であった。
小林は、息子ふたりを預けていた施設から昨年夏に引き取り、今年の6月下旬ごろから下山容疑者宅に家族ごと転がり込んでいた。
下山容疑者にもふたりのこどもがいた。
小林は、下山容疑者が誘ってくれて同居を始めたと言っているが、下山のほうではそう感じていなかったようだ。「勝手に転がり込んできたクセに・・・」と知人に愚痴をもらしている。
ふたりのあいだには、中学のころの暴走族時代からの関係が、いまだに歴然と横たわり、完全な縦関係にあったようだ。
今回の犯行も、この一方的な関係のストレスを小林のこどもに発散させる形で起こったようだ。
悲劇である。
しかし、この事件にはしっかりとした前兆があった。
7月8日に下山による小林の息子たちへの虐待の痕跡が露見して、一度、児童相談所にお世話になっている。
この時点で、小林が後輩に甘えるのをやめ、実家に帰っていればよかったのだが、「先立つものはお金だった。実家や妹の家に頼みに行くことはできなかった。ここに居ざるを得なかった」と妙なプライドから、さらに下山宅に居続けた・・・。
こどもたちを虐待したことも、下山を殴って吐かせたというし、どうしようもない。
「(いま目の前に下山がいたら)殺してやる」と会見で言っていたことからも、この父親の罪は極めて重いとオレは思う。

「弟のような存在だった」
「ここまでやるとは思わなかった。憎しみしかない」
「まっかなうそ。同情を得ようと言っているのだろう」
「光熱費は下山容疑者ではない、別の人間が払っていた。食費は半分は自分が負担した」「昔から、あんちゃん、あんちゃんと慕ってくれて弟のような存在だった」

まるで、自分たち家族を置いてくれていた後輩に対する思いやりを欠いた、自分勝手なセリフのオンパレードだ(息子を殺されて、思いやれというのもムチャではあるが・・・)。
こどもが被害にあった大部分の要因を自分が占めていることを、もうすこし冷静になったら考えてほしいものである。40にもなった大のオトナが、中学生時代の因縁を持って、周囲を縛り付けていた見苦しさに・・・。
(もちろん、世の中の景気の悪さも要因のひとつだ。ダレもすすんで人に迷惑かけようとはしないものな・・・なんともやる瀬ない事件だ_| ̄|○)
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by amnesiac7 | 2004-09-15 20:59 | ニュース