逸脱せよ!


by amnesiac7
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不鮮明、集中

銭湯のサウナで邦画を眺めつつ。なぜ、こんなにも現代の映画はつまらないのか、と。

なにもかもが鮮明すぎる。
セリフ、コマ割り、映像そのもの。どれも"見やす過ぎる"のだ、と。
ムダのないセリフ。表情が読み取りやすいアップ。高画質の全体像。
どれもこれも現代技術の粋なわけで、"家電芸人"あたりは、これに狂喜するのかもしれないが、
ボクは、こういうところが現代の映画を腐らせているものの正体のひとつだと考える。

聴き取りにくいセリフには耳を澄まし、聴き取れなかったセリフは想像力でカヴァーする。
ポイントを明示化されていない画面なら、くまなく眺めるし、荒い画質も、やはり想像力で。
すべてを"分かりやすく"されると、想像力が働かない。
視聴者に想像力を必要とさせない作品には、余白が少なく、名作足りえる資質にも欠ける。
何もかもが"与えられた"興奮なんて、自力で手に入れたわずかな興奮にも劣るのだよ。

なにをしゃべっているのかわからない俳優。どこを撮っているのかわからないカメラマン。
なにが言いたいのか、婉曲すぎてめんどくさい脚本家。出てこいYAH!

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ここで笑う。ここで感動する。
タレントたちに率先させ、促すTVショウも、なめんなよ!
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by AMNESIac7 | 2010-04-11 23:30 | 雑記・雑感