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逸脱せよ!


by amnesiac7
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アドルフより学ぶべきこと

こういうふうにブログを書いていると
「おまえの文章は適当すぎる」、「ソース(情報源)の信憑性をもっとしらべて書け」、「単なる理想主義だ」といったお言葉をもらうことがある。

ヒトラーの言葉のなかに
「大衆の多くは無知であり、(演説をするときは)もっともバカな層にもわかる言葉でやるのが、もっとも有効な演説だ」といった種の発言が、数多く残っている。これはおそらく真理ではなかろうか

先のアメリカ大統領選、ブッシュとケリーの演説において、どちらの演説を、いまでもアメリカの国民はよく覚えているだろうか?
ケリーの演説は、ブッシュの政策の問題点を細かく突付き、いろいろと長々と切り込んでいった。
しかし、結果として、その演説は長く、わかりにくく、終わったころには彼が言ったことの半分も、多くの一般の聴衆の心には残らなかったという。
だがブッシュにおいては、対テロ、正義、というバカにでもわかるカンタンな言葉を連呼し、いっさい中身がなくても、みなの心に「なんとなくわかった」という感覚を根付かせることに成功したという。
これもブッシュ政権を勝利たらしめた重要なポイントとなった、と指摘する専門家も多い。

日本の討論番組もどきにおいても、一所懸命に丁寧に問題点を指摘するひとに対して、「バカヤローっ!」、「この玉なしがっ!」、みたいな論理もへったくれもない、ハマコー的阿呆鳥反撃が、バカ司会者というフィルターをとおして、お茶の間にも笑えるしOKという空気が流れている。
どんなに真剣に正当に意見しても、本来ありえない話だが、「この玉なしがっ!」みたいな、わかりやすく強い言葉には一蹴されてしまう風潮に、いまの日本はある(バカ気た話だ)。

ボクは、ブログの記事でも「ちゃんと書け」とかいわれると、最近では、
「これはひょっとしてじゃないのか?」とすら勘ぐってしまう。
文章は、キッチリと書けば書くほど、長くなれば長くなるほど、みんなにはちゃんと読んでもらえないのではないのか?
という疑念が、ボクの心の奥底に根付いてしまっているからかもしれない。

ボクが、なにか政治的なことを書くときは、だいたいがマイノリティ側であることが多く、
マイノリティ側であるがゆえに、声にも成り難く、強い言葉に不当にかき消されてしまうひとたち側の声も拾いたい!と思うことが書くきっかけになっているが多い。

ボクが政治的なことでなにかを書くときは、意図的に多少アジってることがけっこうあるから、あんま細かいとこ突っ込まずにホットーケーキ!これである。

※だいたい おらが批判してる相手って、むこうの論拠が破綻してることがほとんどだから、突っ込むのでつ。「こんなバカな発言許せんっ!」というとき、あまり冷静にツッコんでると、印象で負けちゃうからね。(`・ω・´)プンスカ
情報の問題なところは、その脳の処理にあり、信憑性のない情報でも、2ヶ月ほど期間が経つと、情報の発信者と情報とが分離されて、勝手に脳が処理することがほとんどらしいのです。これって大問題でしょ? あまりに馬鹿馬鹿しいコイズミとかの発言でも、コイズミと切り離して脳が処理するから一大事である(クソ女性週刊誌とかのデタラメ情報で、「窪塚はバカだ」というヤツも多すぎるし)。

伝えたい文章・発言は、わかりやすく扇情的に!んでもってシンプルに!これである。
これを白色テロ側のものだけにしとくのは、もったいないだろ?

※※_| ̄|○・・・ぁぁ 長々と書いたものだ。こりゃあまり読まれないなw
by amnesiac7 | 2004-11-24 22:40 | 雑記・雑感